中国の「ニコチン中毒者」3億5000万人、経済コストは2500億元(訂正記事)

【大紀元日本12月2日】(※2日午前8時段階で掲載した記事の最終段落で中国の紙巻きたばこの年間消費量が1億6千万本とありましたが、1兆6千億本の誤りでした。お詫びと共に訂正させていただきます)統計によると、中国大陸の人口13億人のうち、ニコチン中毒者は3億5000万人、毎年喫煙による死亡者は70万人に達し、2005年の「ニコチン中毒」による経済損失は、2500億元に達したという。

「北京晩報」1日報道によると、北京大学中国経済センターがこのほど発表した「中国喫煙コスト推算」研究報告によると、2005年の中国における喫煙による疾病治療と直接コストは、1665億6000万元、間接コスト(受動喫煙)は861億1100万元から1205億元、「ニコチン中毒者」の経済損失は2500億元になるという。

世界保健機構(WHO)の禁煙推進委員会によると、中国は禁煙努力を薦めているにもかかわらず、喫煙人口は増え続けているという。当機構の統計によると、中国における紙巻タバコの年間消費量は、1兆6千億本に達し、世界の総消費量の約三割に相当するという。

関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。