米、軍事転用可能なハイテク製品の対中輸出規制を強化へ

米国は、軍備増強が急ピッチで進む中国向けの軍事転用可能なハイテク製品輸出規制を強化する。米商務省関係者が15日、明らかにした。19日に関連の規則が施行される。

この規則では、認定を受けた中国企業は個々にライセンスを取得しなくても米国から多くのハイテク製品を輸入できる「優良顧客」制度も盛り込まれたという。

同関係者は匿名を条件に記者団に対し「中国の軍備近代化は急速でその実態は不透明なため、他の国と同様米国もそれに対する防衛策を慎重に講じる必要がある」と述べた。

米国防総省および情報機関の当局者は、2007年の中国の実質的な軍事関連総支出は850億─1250億ドルになると見込んでいる。この数字は、中国が公表している450億ドル(前年比17.8%増)を大幅に上回る。

[ワシントン 15日 ロイター]
関連記事
健康的とされる甘味料「エリスリトール」が、実は血管や脳に悪影響を及ぼすかもしれないという研究結果が発表されました。
関節炎、がん、認知症、うつ…。「治らない」とされてきた慢性疾患が、生活習慣の改善で“逆転”した症例が続々報告されています。諦めずに、希望の声を信じて。
玉ねぎは冷蔵庫に入れると逆に傷みやすい?風味を損なわず長持ちさせるには「温度・湿度・包装」が鍵。知らないと損する保存術をご紹介します。
目の疲れや体の不調に効く「行間」のツボをご紹介。高血圧やストレスを和らげ、肌の輝きも取り戻せるセルフケア法を今すぐ試して、心身のバランスを整えましょう!
唐の時代、雪に包まれた上苑で女帝・武則天の心は曇り、冷えた空気がその憂いを深めていました。彼女はその心情を詩に込め、明朝に百花を咲かせるよう命じるのでした。