上海市、タクシー運転手に乗務中の「あくび」禁止
中国の上海市は、タクシーのマナー向上の一環として、乗務中ドライバーのあくびや間食の禁止に踏み切った。24日付の新京報が伝えた。同市はことし1月、タクシーに唾吐き用の袋を装備するよう要請していた。
ただ、記事はあくびや間食をした運転手がどのような罰則を受けるかについては触れず、規則の厳格な実施は難しいだろうというタクシー会社幹部のコメントを載せている。
その一例として、中国のタクシー運転手に対してはすでに乗務中の喫煙を禁じる規則が設けられているが、監視は甘いのが実情。
記事はまた、比較的低賃金で時には24時間勤務を強いられる運転手たちへの「あくび禁止」の規則は厳しいという複数の上海市民の声を掲載している。
[北京 24日 ロイター]
関連記事

ハーバード大学などアメリカの名門校が「民主主義への脅威」とされる理由とは? 外国人学生、補助金、思想拡散──国家安全保障の観点から見た学術界の現実に迫る。

「ありがとう」だけで数千万円規模の電気代? ChatGPTとの会話がもたらす、AIの裏側にある莫大なエネルギー消費とは。

地震で倒壊した中国国有ゼネコン施工のタイの高層ビル、書類の技術者署名30人分が偽造?

永遠の歌姫、テレサ・テン未発表曲来月公開へ。没後30年、台湾で大規模追悼式。

日本と欧州連合(EU)は8日、都内で閣僚級の「日EUハイレベル経済対話」を開催し、中国製品の過剰な流入に対して共同で対応する方針を確認する見通しとなった。