英国外交官僚、中国の人権改善を促す
【大紀元日本9月3日】英国外交・連邦事務部のアフリカ、アジア、国連事務の担当大臣マルク・ブラウン氏は8月30日、中国当局に対し人権記録の改善を促した。ブラウン大臣は、「中国は人権領域において、多くの改善の余地がある。」と述べた。
ブラウン大臣は8月28日から、中国を訪問。スーダンのダルフールでの虐殺問題の担当特使・劉貴氏と会談した。ブラウン大臣は中国当局に、スーダン政府への影響力を発揮し、ダルフールでの虐殺を早急に制止させるよう呼びかけた。
中国での人権改善について、同大臣は、「この問題を適切に解決しなければ、北京五輪の広報活動は大きな代償を払うはず」と指摘した。
(翻訳/編集・叶子)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。