【漢詩】清明詩

【大紀元日本4月5日】

清明詩

作・蘭溪

清明時節雨紛紛  清明の時節に雨がしとどに降り

中原奧運添新墳  中原の五輪に墳墓が添えられる 

國人覺醒勇三退  国民は覚醒して勇敢にも三退し 

紅魔嚇舉屠刀淚  紅魔は驚き屠刀を振り上げ涙す。

清明時節風瀟瀟  清明の時節には風が瀟瀟と吹き

山谷神樂聲聲叫  山谷には神々の音楽が木魂する 

藏人崛起世人隨  蔵人(チベット人)は立ち上がり世人は随い

留取正氣照雲霄  正気を取り留め大空を照らす。

清明時節雷鳴響  清明の時節には雷鳴が轟き渡り

神韻巡迴魔難擋  神韻が巡迴して魔難は頓挫する 

正義永留宇宙間  正義が永しえに宇宙間に留まり 

善惡有報眾生笑  善悪に報いが有り衆生は笑う。

唐・杜牧に「清明」と題する詩があり、上の詩の第1句はそこからとったもの。

清明

作・杜牧

清明時節雨紛紛 清明の時節に、雨がしとどに降る

路上行人欲断魂 この雨に、道行く人は深く悲しい思いになる

借問酒家何処有 「酒屋はどこにあるか」と尋ねると

牧童遥指杏花村 牧童が遥かに杏の花の咲く村を指差す

(訳・太源)

関連記事
健康的とされる甘味料「エリスリトール」が、実は血管や脳に悪影響を及ぼすかもしれないという研究結果が発表されました。
関節炎、がん、認知症、うつ…。「治らない」とされてきた慢性疾患が、生活習慣の改善で“逆転”した症例が続々報告されています。諦めずに、希望の声を信じて。
玉ねぎは冷蔵庫に入れると逆に傷みやすい?風味を損なわず長持ちさせるには「温度・湿度・包装」が鍵。知らないと損する保存術をご紹介します。
目の疲れや体の不調に効く「行間」のツボをご紹介。高血圧やストレスを和らげ、肌の輝きも取り戻せるセルフケア法を今すぐ試して、心身のバランスを整えましょう!
唐の時代、雪に包まれた上苑で女帝・武則天の心は曇り、冷えた空気がその憂いを深めていました。彼女はその心情を詩に込め、明朝に百花を咲かせるよう命じるのでした。