中国四川省:汶川県で再び強い揺れ
【大紀元日本5月16日】5月15日午後零時21分41秒(北京時間)、中国四川省汶川県映秀鎮で再び強い地震が発生した。前回の地震で倒壊を免れた建物も倒れ、付近の山では地滑りが起きたという。抗震救災前線の情報によると、各方面からの救助隊は昨日、四川省地震被災地から負傷者1万8千277人を救出した。その中で重傷者は1千620人であったという。
映秀鎮で発生した今回の大地震の被害は深刻で、家屋の3分の2が倒壊。すでに200人以上の死亡が確認されている。現在、映秀鎮全域では断水・停電となっており、通信も完全に断たれているとのこと。
現地の説明によると、映秀鎮は人口1万人余りで、14日午後までの生存者はわずか2千人強、その中の約1千人は重傷を負っているという。記者が現場に到着した時、同鎮の古い建物は全て倒壊し、新しい家屋も大きな被害を受けていた。
(翻訳・坂本)
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四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
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