【草木染めの植物】垣通し(カキドオシ)
【大紀元日本5月3日】道端にはえる蔓性の多年草。蔓が這って、垣根をくぐり抜けるのでこの名がついたといわれます。また子供の疳(かん)を治すことから疳取草(カントリソウ)ともいわれます。茎葉には香気があり、4~5月に紫色の唇形の花が咲きます。乾燥した全草が連銭草(れんせんそう)という生薬です。
【薬用効果】腎臓病、糖尿病に、子供の疳、虚弱に有効です。一日量は乾燥した全草を10~15g煎服します。子供には煎液半量くらいを数回に分け、砂糖を加えて飲ませます。生葉の絞り汁は水虫に塗布します。
【食用】全草をお茶にして飲みます。また薬用酒にして糖尿病、強壮のために飲まれます。
【染色用】花が咲いている頃、全草を採って水から熱し染液とします。熱い染液に浸して十分に染めます。アルミ、錫媒染で黄土色に、銅媒染でミル色に染まります。
関連記事
カルシウム不足が引き起こす体の不調とは?夜中の足の痙攣や骨粗鬆症を予防するために、毎日の食事での対策を解説します。
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!