今年の技術

3DタッチやApple Watchも ベスト・オブ・テク 2015=米メディア

CNN マネーは11月24日、2015年に最も影響を与えた革新的技術やアプリ、セキュリティ機能などを取り上げた「ベスト・オブ・テクニカル2015」を発表した。

 ベスト・イノベーション賞 「3Dタッチ」

米アップルの新しいスマートフォン「iPhone 6s/6sプラス」の新機能「3Dタッチ」は、ディスプレイを押す力加減により異なる操作ができる機能だ。従来のタップやタッチに加えて、画面を軽く押し込んで「ピーク」(ちらりとのぞく)、そのままもう一度押し込む「ポップ」(飛出し表示)を可能にした。

 ベスト・ニューアプリ賞 「Now on Tap」

Google Nowの新機能「Now on Tap」は、Google Nowのパーソナルアシスタント機能をさらに拡張させたもので、「今していること・話題にしていること」に関連する情報をホームボタン1つで提供してくれる。

 ベスト・CEO賞 マーク・ザッカーバーグ

フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏。「ユニバーサル・サーチ」など多くの新機能を創出する同社は、株価も上昇し続けている。またザッカーバーグ氏は、社会貢献や慈善活動などを積極的に取り組み、会社以外での活躍も注目されている。

12月1日には妻が第一子となる長女を出産。同時に、両者が所有する株式の99%(時価総額450億ドル、約5.5兆円)を慈善事業に寄付すると発表した。

 ベスト・デバイス賞 「Surface Pro 4」

  マイクロソフトは今年3つの新型タブレット端末を発表。最も便利なのがSurface Pro 4だ。パワフルな功能がありながら本体が非常に薄く、値段も相応だ。

 ベスト・映画賞 映画「スティーブ・ジョブス」

アップル社の共同設立者であるスティーブ・ジョブス氏の生涯を描いた映画作品。2016年度アカデミー賞最有力候補とされるこの映画は、たんなる伝記ではなく、ジョブス氏の生き様にスポットを当てたヒューマン・ドラマだ。日本では、2016年2月12日に公開される。

 ベスト・インターネットサービス賞 「Gogo 2Ku」

Gogoは航空機内のインターネット接続サービスを提供するプロバイダ。現在、北米3分の2の航空機内ではGogoのWi-Fiサービスが利用されている。11月に発表された最新のWi-Fi技術では、現在の7倍の速度でインターネットが可能だという。

 ベスト・セキュリティ機能賞 Windows Hello

Windows 10に新しく搭載されたWindows Helloは、顔や目の虹彩、指紋による「生体認証」を使用した新しいサインイン機能。ユーザーはカメラをのぞいたり、指紋リーダーに触れたりするだけで、サインインすることができる。

 ベスト・話題賞 Apple Watch

2015年多くのメディアから注目を浴びたApple Watch。一番高価なもので1.7万ドル(約200万円)するというが、いったい誰が買うのだろうか。「アップルはもう終わりだ」という人もいれば「アップルはいずれ全世界を支配するだろう」と予想する人もいる。

(翻訳編集・山本アキ)

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