風邪対策
温かい体温を保ち、ウイルスに打ち勝つ=米研究
最新の研究によって、ウイルスは比較的低い体温での繁殖を好み、高い体温の中では全滅することがわかった。米イエール大学の研究者は対比実験法で、保温を重視した高い体温の体内では、寒さを好むウィルスを予防・阻止する効果があることを証明した。米イエール・ニュースが11日に伝えた。
報道によると、イエール大学免疫学教授・岩崎明子氏は、ウイルスに感染した患者の呼吸道の細胞を使って、37℃と33℃の異なる温度の下での抗ウイルス物質機能の分泌と細胞の中でのウイルスの複製情況を測定した。
その結果、ウイルスは33℃の温度の下では迅速に繁殖したが、37℃の下ではすぐさま死亡し、繁殖することはなかった。
岩崎教授は数学の方式を使って、温かい体温が急速にウイルス細胞を殺すことができるだけでなく、最大限に体内の酵素の力を強化させて、ウイルスを壊滅・防御することができることを証明した。
「全て(免疫機能)は37℃で更に理想的になる」「この発見は将来、風邪の予防に新たな選択肢を提供できるだろう」と岩崎教授は話した。
(翻訳編集・山本アキ)
関連記事

「口の渇き」が示す体調のサインとは?中医学に基づく原因と改善法を紹介。乾燥を感じる方必見の食事法や注意点をお伝えします。

2025年春の気候変化に備えた食養生法をご紹介。寒暖差や風の影響で体調を崩しやすいこの季節、心身を整えるための食材やレシピをチェック!

木製フローリングの掃除法をご紹介。酢や重曹で簡単に汚れを落とす方法や、試すべき注意点を解説!自宅でできる天然の掃除術をチェックして、フローリングを守りましょう。

Z世代の間で進行中の節酒革命と、ソーシャルメディアが与える影響を探る。健康やイメージを重視する若者たちの新たな価値観と、薬物使用の増加についても解説します。

空港近くに住む人々は心臓疾患リスクが高まる可能性があることが新たに判明。飛行機の騒音が心筋に与える影響とは?詳細な研究結果を解説します。