米トランプ大統領 北米自由貿易協定を再交渉へ
米ホワイトハウスは26日、トランプ大統領が北米貿易協定(NAFTA)から離脱しないことを発表し、米、メキシコとカナダは今後速やかに再交渉を行う予定と示した。
同発表によると、トランプ大統領は26日、カナダのジャスティン・トルドー首相とメキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領と電話会談を行い、「現時点ではNAFTAを撤廃しないことで合意した」「3カ国の首脳はNAFTAの再交渉を可能にする手続きを速やかに進めることで一致した」とした。
また電話会談について、「良い雰囲気で生産的」だったとした。
いっぽう、トランプ大統領は同日、自らのツイッターで電話会談を言及し「(再交渉でも)私たちそれぞれにとって公正な合意とならなかった場合に、またNAFTAを撤廃することに、私が同意した」と書き込んだ。
この発表の数時間前には、米各メディアがトランプ大統領がNAFTAから離脱するの大統領令への署名を検討していると報道したばかりだ。
(翻訳編集・張哲)
関連記事

10日にインドとパキスタンの間で発表された停戦は、どうやら長続きしなかったようだ。カシミール地方で両国の戦闘が続いていることを、インドのヴィクラム・ミスリ外務次官が確認した。

ロシアとウクライナは停戦に向け直接会合を行う段階が見えてきた。ロシアのプーチン大統領は、直接交渉は5月15日にトルコのイスタンブールで開催される会合から始まる可能性があると述べた。

インドとパキスタンは10日、カシミール地方での軍事衝突を受け、即時停戦で合意した。しかし、停戦発効直後から双方が「相手が停戦合意に違反した」と非難し合い、現地の緊張は依然として解消されていない。

ハーバード大学などアメリカの名門校が「民主主義への脅威」とされる理由とは? 外国人学生、補助金、思想拡散──国家安全保障の観点から見た学術界の現実に迫る。

「ありがとう」だけで数千万円規模の電気代? ChatGPTとの会話がもたらす、AIの裏側にある莫大なエネルギー消費とは。