東アジア
フィリピンに“日本”コンセプトの複合商業エリア 年内オープン
和食やアニメなど日本発のコンテンツがブームになっているフィリピン。年内に、同国内ビジネスと商業の中心地であるマカティ市に、“日本”をコンセプトにした複合商業エリア、第一号店が年内にオープンする。
フィリピンでECサイトなどを展開するHallohallo Inc.(ハロハロ)は、このたび三菱商事とアヤラランド(フィリピン最大財閥アヤラ・グループ)が設立するJV会社と協業し、日本をコンセプトにした複合商業エリアの開発を行うことで合意した。
JV会社は主に店舗スペースの提供を担い、ハロハロはチームラボと協力して商業エリアのテーマ・コンセプト・デザイン・プランを提案するという。ハロハロは、日本側でテナント誘致の窓口的な役割を担うと共に、同社が展開する小売店と飲食店のフランチャイズチェーンの加盟店もテナントとして出店を検討する。
本プロジェクトは、マカティ市に所在する「グロリエッタ」(アヤラランドが運営する商業施設)の屋上に、日本コンセプトのレストランとショップ(総面積 約2,500㎡)を年内にも開業する。運営側は、総事業費が9億円、両ショップで売上見込みを年間11億5,000万円、年間来客85万人を見込んでいる。
(編集・甲斐天海)
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]