米商務長官、中国に米企業への公正な対応を要請

[北京 26日 ロイター] – 中国を訪問したロス米商務長官は、中国が「米企業に対する公正で互恵的な対応を保証する」必要があるとの見解を示した。

米商務省が26日に発表した声明によると、ロス長官はまた「二国間の貿易・投資関係をリバランスさせる必要がある」と強調し、主要な貿易問題に対する「有意義な行動」を求めた。

商務省の声明によると、ロス長官は米企業の懸念に対処する具体的な行動の必要性を強調。また、協調的な取り組みが結果をもたらさない場合、米国が米国人労働者と企業を守るための行動を取ることを改めて表明した。

声明によると、中国が一段の市場開放に注力し、米企業による市場参加を歓迎したほか、両国は貿易摩擦の解消に向けた協議への支持を表明した。

ロス長官は、米中経済対話を担当する汪洋副首相、国家発展改革委員会の何立峰主任ら高官と会談した。

*内容を追加しました。

関連記事
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]