北朝鮮に圧力継続、安倍・トランプ両氏が確認
[東京 4日 ロイター] – 安倍晋三首相とトランプ米大統領は4日夜に電話で会談し、北朝鮮に圧力をかけ続ける方針をあらためて確認した。
日本の政府関係者によると、両首脳は「北朝鮮とは対話のための対話では意味ない」との認識で一致。「国際社会全体で北朝鮮に最大限の圧力をかけ、日米で緊密に連携していくこと」を申し合わせた。
トランプ大統領は1日、中国訪問中に北朝鮮との対話を探っていることを明らかにしたティラーソン国務長官に対し、「時間を無駄にしていると伝えた」などとツイッターに投稿。北朝鮮との対話に否定的な姿勢を示していた。
電話会談は、1日に発生した銃撃事件を受けて日本側から申し入れ、4日午後10時から約12分間行われた。安倍首相はトランプ大統領に対して哀悼の意を伝達。「日本、日本国民は米国国民と100%ともにあるということを伝えた」(政府関係者)。トランプ大統領からは謝意があったという。
両首脳は11月上旬に予定しているトランプ大統領の訪日に向け、調整を続けていくことでも一致した。
(久保信博 編集:田巻一彦)
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