米軍、湾岸地域での合同軍事演習縮小 カタール問題受け
[ドバイ 6日 ロイター] – 中東地域を担当する米中央軍(CENTCOM)の報道官は6日、カタールと近隣諸国の国交断絶問題を受け、ペルシャ湾岸地域での合同軍事演習への関与を一部縮小していることを明らかにした。
サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンとエジプトは今年6月、カタールがテロリズムを支援していると非難し、同国との国交を断絶。陸路や海路を遮断するなどの経済制裁を科している。
カタールはテロ支援を否定し、制裁は同国の外交政策を力によって変更させることを意図したものと非難している。
この問題を受けて米軍は一部湾岸協力会議(GCC)諸国との軍事演習を縮小したかとの質問に、トーマス報道官は「地域の共通利益を尊重するため、一部の軍事演習への参加を見合わせている。われわれは引き続き、すべてのパートナーに対し、地域の安全保障と安定を可能にする共通の解決策に向けて取り組むよう促していく」と回答した。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧下さい)
関連記事
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]