チェコ下院選、ポピュリズム政党が躍進
[プラハ 21日 ロイター] – 21日開票されたチェコ下院選は、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党のANOが大勝した。
ANOのアンドレイ・バビシュ党首は富豪で、実業家としての実績と既成政党の打破を訴え、有権者の支持を集めた。米国のトランプ大統領にもなぞらえられる。
ANOはユーロに懐疑的な立場をとっており、難民の受け入れも拒否している。
ANOの得票率は29.6%。2位の政党の3倍近い票を集めた。
ただ、バビシュ党首は欧州連合(EU)の補助金をめぐる不正疑惑で捜査対象となっており、今後、連立協議の難航が予想される。
同党首は繰り返し疑惑を否定している。
関連記事

ハーバード大学などアメリカの名門校が「民主主義への脅威」とされる理由とは? 外国人学生、補助金、思想拡散──国家安全保障の観点から見た学術界の現実に迫る。

「ありがとう」だけで数千万円規模の電気代? ChatGPTとの会話がもたらす、AIの裏側にある莫大なエネルギー消費とは。

地震で倒壊した中国国有ゼネコン施工のタイの高層ビル、書類の技術者署名30人分が偽造?

永遠の歌姫、テレサ・テン未発表曲来月公開へ。没後30年、台湾で大規模追悼式。

日本と欧州連合(EU)は8日、都内で閣僚級の「日EUハイレベル経済対話」を開催し、中国製品の過剰な流入に対して共同で対応する方針を確認する見通しとなった。