カタルーニャ州、中央政府の直接統治に反対
[マドリード/バルセロナ 21日 ロイター] – スペイン北東部カタルーニャ州の独立問題で、同州自治政府は21日、中央政府による直接統治を受け入れない方針を示した。
これに先立ち、同国のラホイ首相は、憲法の規定に基づき、同州の議会・政府を解体し、6カ月以内に選挙を実施すると表明。上院は、首相が表明した措置を今月27日に採決にかける予定。
上院が中央政府の措置を承認すれば、中央政府は同州政府の財政・警察・公共メディアを完全に管理下に置き、最長6カ月間、州議会の権限を制限できる。
カタルーニャ州自治政府のプチデモン首相は「カタルーニャ州民に対する(軍事独裁政権以来)最悪の攻撃」と非難した上で、州議会に対して本会議を開催し、今後の対応を協議するよう要請した。
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