独SPD、他の政党と協議する用意 政治停滞回避で=幹部

[ベルリン 24日 ロイター] – 3党連立協議が決裂したドイツで、第2党のドイツ社会民主党(SPD)幹部は24日、政治停滞を回避するため、他の政党と協議をする用意があると明らかにした。

SPDのHubertus Heil氏は、数時間に及ぶSPD指導部会合の後に記者団に対して「SPDは、協議は全くしないとは言わない」と語った。

同氏は、どの政党と交渉するか具体的には明らかにしなかった。また、連立に向けた協議か、もしくは、メルケル首相が率いる少数与党政権を議会で支援するための協議かも明確にしていない。

SPDは2013年以降、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と大連立を組んできた。SPDのシュルツ党首は、下野することで有権者の意思を尊重すべきだとの考えを示しているが、同党に対して連立協議入りの圧力が強まっている。

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