欧州がイランの脅威となるならミサイル射程を延長へ=革命防衛隊

[ロンドン 26日 ロイター] – イラン革命防衛隊のフセイン・サラミ副司令官は、欧州がイラン政府の脅威となる場合、革命防衛隊はミサイル射程を2000キロメートル以上に延長すると警告した。イランのファルス通信が25日伝えた。

フランスは、イランの弾道ミサイル開発を巡り妥協のない対話を求め、2015年の核合意とは別に交渉を行う可能性を示唆している。

一方、イランは、ミサイル開発は防衛目的で、交渉の余地はないとの立場を繰り返している。

ファルス通信によると、副司令官は「われわれがミサイルの射程を2000キロで維持してきたのは技術的に制限されていたからではなく、戦略上の方針が理由だ」と発言。「われわれはこれまで欧州を脅威と感じることがなかったため、ミサイル射程を引き上げなかった。だが、欧州が脅威となることを望む場合、われわれはミサイルの射程を引き上げる」と述べた。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。