フランス最大野党・共和党、新党首にボキエ氏選出
[パリ 10日 ロイター] – フランス最大野党の共和党は10日、新党首にサルコジ政権で閣僚を務めたローラン・ボキエ氏(42)を選出した。
共和党の支持率は陰り気味。ボキエ氏は、マクロン大統領について、地方への配慮が足りず、治安対策もお粗末だと批判。マクロン氏が提唱する欧州連合(EU)の統合強化についても、行き過ぎだと主張している。
ボキエ氏は支持者に「今夜、右派が復活した」と表明。「(マクロン)大統領は犯罪に対して受け身だ。イスラム過激派に断固たる姿勢を示していない」とし、共和党の右派色を強めることで、党内の立て直しを図る意向を示した。
党首選では党員約10万人の4分の3が、ボキエ氏の選出を支持した。
ただ、党内の一部の穏健派は、極右政党「国民戦線」の支持者の取り込みを狙うボキエ氏を不安視。強硬路線を修正しなければ離党も辞さない構えを示している。
関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。