金正恩氏、最先端兵器を「より多く製造へ」 科学者ら表彰

[ソウル 13日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の開発に携わった科学者らを表彰するとともに、最先端兵器を「より多く」製造する方針を示した。朝鮮中央通信(KCNA)が13日、報じた。

金委員長は軍需工業大会の閉幕に際して演説し、「核戦力を質量的に強化」するために科学者、技術者らが今後も「最先端の兵器・装備をより多く」製造し続けるだろうと強調。

より多様な兵器の開発・製造を進めるべきとの考えも示した。

火星15の開発や発射実験に携わった科学者らには同国最高位とされる金日成勲章、金正日勲章などを授与した。故金日成主席と故金正日総書記の名前が彫られた時計も贈られた。

朝鮮中央通信によると、金委員長は「独自の取り組みと技術で原爆や水爆、ICBM火星15を含む新たな戦略兵器体系を開発し、国家核戦力完成の大業を実現したことはわが党と人民の偉大な歴史的勝利」と宣言した。

関連記事
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]