「ドリーマー」に関する法案の審議、年明けに実施=米上院議員
[ワシントン 18日 ロイター] – 米上院のジョン・コーニン議員(共和党)は18日、幼少期に親と不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる若者の在留を認める制度(DACA)について、年内の審議は予定しておらず、年明けに行う考えを示した。
コーニン氏は、ドリーマーを国外退去から保護する法案を議会が3月初旬の期限までに可決できない場合、トランプ大統領が期限の先延ばしを検討する可能性があると明らかにした。
ここ数日のインタビューで共和・民主両党とその関係者は、DACAに関する協議がかなり進展したとの見方を示している。
コーニン氏は記者団に対して「3月までに対応できる十分な時間を大統領は与えてくれており、期限までかなりあり、十分間に合う」とし「間に合わなければ、大統領は期限を先延ばす可能性がある」と語った。その上で、1月にDACAの審議を行う計画だと明らかにした。
トランプ米大統領は9月にDACAの撤廃を発表した。大統領は撤廃時期を3月以降としており、それまでに議会に法制化を委ねている。
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