東太平洋の米艦隊、アジア展開も 北朝鮮対応などで

[横須賀 19日 ロイター] – 米海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長は19日、横須賀に配備されている空母ロナルド・レーガンで会見し、東太平洋地域を担当する第3艦隊を展開し、アジアの米海軍力を強化する可能性があると語った。

リチャードソン氏は「アジア太平洋地域におけるわれわれの全任務を果たすことを引き続き確実にする。第3艦隊などをそうした必要を満たすために展開できる」と述べた。ただ、艦船を移動させる時期や規模については明言を避けた。

北朝鮮の核・ミサイル開発や南シナ海などでの中国の軍事力強化を背景に、横須賀を拠点とする第7艦隊の負担は増大している。

リチャードソン氏は、アジアの米海軍にとって「最も緊急の」任務は北朝鮮対応だとし、来年は敵国にとって「より破壊的」かつ「危険な」海軍力の向上を図る必要があると述べた。

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