英首相の盟友グリーン筆頭国務相が辞任、ポルノ画像所持巡る発言で

[ロンドン 20日 ロイター] – 英国のメイ首相に最も近い側近とされるダミアン・グリーン筆頭国務相が首相の要請を受けて辞任した。グリーン氏を巡っては、事務所のパソコンから2008年にポルノ画像が見つかったことが発覚し、政権内で調査が進められていた。

グリーン氏はメイ首相の盟友の1人で、保守党内の対立を収める役割を果たしてきただけに、欧州連合(EU)離脱まであと1年を残すタイミングでの辞任は首相にとって大きな打撃となる。

政権内の調査では、自身の事務所のパソコンからポルノ画像が見つかったことを認識していなかったかのようなグリーン氏の発言は「不正確で、誤解を招く」との結論が下った。

グリーン氏はメイ首相に宛てた書簡で「大臣規範に違反したことにより政府から辞任を求められたことは残念だ」と表明。事務所のパソコンにポルノ画像をダウンロードしたことも閲覧したこともないと述べた。

関連記事
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]