韓国、中国違法操業の漁船に発砲200数発
韓国海洋警察庁は19日、同国の排他的経済水域(EEZ)に侵入した中国漁船40数隻が海洋警察の退去命令に従わなかったとして、海洋警察が200数発を威嚇発砲した、と発表した。
19日午前、韓国南西部の全羅南道新安郡紅島の西側海域(黄海)で中国漁船が侵入し、そのうちの6隻が韓国警備艇に接近しようとした。海洋警察が威嚇発砲したが、漁船は退去しなかった。3000トン級、1500トン級、1000トン級の大型警備艇4隻が出動し、200数発を威嚇連射した。
その後、中国漁船はEEZの外に撤退した。韓国側は中国漁船の船首付近を狙って発砲、中国船の被害の有無は分からないという。
韓国メディアによると、海洋警察は21日からの3日間、年末の漁業繁忙期にやってくる違法操業の中国漁船を集中的に取り締まる予定。
近年、中国漁船による侵入事件は度々、起きている。昨年11月、海洋警察が拿捕した中国漁船に立入検査しようとしたところ、激しい抵抗にあったため、700数発を発砲した。今年2月、海洋警察は今回の海域で900数発を発射して70数隻の中国漁船を追い払った。
(翻訳編集・叶清)
関連記事
「中共による良心の囚人への弾圧は、全人類の良知に対する公然なる挑戦だ」国際良心の日、米中国領事館前で抗議集会を開催した。
南アフリカ政府は4月14日、アメリカとの関係を立て直すため、特使を任命したと発表した。
アメリカ国防総省は2025年3月、2019年に中国・武漢で開催された国際大会に参加した米軍人の一部が、新型コロナウイルスに類似した症状を示していたとする報告書を公開した。
国内で唯一、原材料から製鉄が可能な2基の高炉の操業停止を防ぐため、イギリス政府は4月12日、緊急立法を実施し、中国の敬業集団が所有するブリティッシュ・スチール社の運営権を接収した。
ジャン=マリー・ルペンは、伝統と愛国心を掲げ、グローバリズムや近代的政治体制に抗した20世紀フランスの重要人物である。