グアテマラのエルサレムへの大使館移転、イスラエル首相が歓迎
[エルサレム/グアテマラ市 25日 ロイター] – グアテマラのモラレス大統領が在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転する意向を表明したことを受け、イスラエルのネタニヤフ首相は25日、モラレス大統領に「神の祝福あれ」と歓迎の意を示した。
モラレス大統領は24日、フェイスブックの公式アカウント上で、イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すよう指示を出したことを明らかにした。
ネタニヤフ首相は25日、「私の友人、モラレス大統領とイスラエルおよびグアテマラの両国に神の祝福あれ」と語った。
国連総会は21日に開いた緊急特別会合で、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した決定を無効とする決議を賛成多数で採択した。決議には、米国とイスラエルに加え、グアテマラや隣国ホンジュラスなど一部の国が反対票を投じていた。
グアテマラやホンジュラスにとって米国は重要な支援国であり、トランプ大統領は同決議案に賛成票を投じた国への金融支援を打ち切る構えを示していた。
パレスチナ通信によると、自治政府のマリキ外相は、モラレス大統領は重大な国際法違反を犯すことで自身の国を歴史の流れに逆行させている、と批判した。
グアテマラ、ボリビア、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、ハイチ、オランダ、パナマ、ベネズエラ、および、ウルグアイは、1980年までエルサレムに大使館を置いていた。
ただ、イスラエルが1980年に国会で、エルサレムを永久の首都とする法律を成立させたことを受け、国連安保理がエルサレムにある外国大使館の退去を求める決議を採択、各国はテルアビブに大使館を移していた。
関連記事
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]