北朝鮮核問題への対応、軍事的手段は容認できず=韓国外相

[ダボス(スイス) 25日 ロイター] – 韓国の康京和外相は25日、北朝鮮の核問題は外交的手段により解決されるべきだと主張し、軍事的手段が検討される場合は、米政府がまず韓国政府と協議することを確信していると述べた。

同外相は世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の記者会見で「核問題は交渉や外交的努力により解決されるべきで、軍事的に解決するという案は容認できない」と述べた。

トランプ政権は、北朝鮮問題への対応では全ての選択肢が検討対象だと表明している。当局者によると、米政府は限定的な攻撃についても協議した。ただ、平昌冬季五輪を控え、韓国と北朝鮮が対話を再開する中、軍事的な選択肢を議論する動きはここ数週間、いったんおさまっている。

同外相は「米国がこの問題で行うことは何であれ、われわれとの緊密な協議の上で実施されると確信している」と語った。

これより先に行われたロイターとのインタビューで同外相は、北朝鮮が新たな核・ミサイル実験に踏み切った場合に備え、韓国は「あらゆる不測の事態」を想定していると明らかにした。

関連記事
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]