北朝鮮、五輪閉会式に金英哲・労働党副委員長を派遣=韓国統一省
[ソウル 22日 ロイター] – 韓国統一省は22日、北朝鮮が平昌冬季五輪の閉会式に、朝鮮労働党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長らを派遣する予定だと明らかにした。
同省の発表文によると、副委員長ら北朝鮮代表団は陸路で訪韓し、25日から3日間滞在するもよう。
副委員長と代表団は、滞在中に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会見する予定だという。具体的な日程は明らかにされていない。
トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官もほぼ同時期に韓国を訪問し、23日夜に文大統領と青瓦台(大統領府)で会食する予定だが、米政府高官によると北朝鮮当局者と面会する計画はない。
金英哲氏は人民軍偵察総局の総局長を務め、2010年に韓国海軍哨戒艦「天安」号が沈没し46人の死者を出した事件にかかわったとみられている。
金氏は米韓の制裁対象となっているが、韓国大統領府筋は五輪のために受け入れる方針を決めたと明らかにした。韓国は米国に金氏の訪問計画を伝え、同氏の入国について協議しているという。
北朝鮮代表団には金氏のほか、祖国平和統一委員会の李善権委員長が加わる。李氏は今月、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長と共に五輪の開会式に合わせて訪韓した。
*内容を追加します。
関連記事
2年前、全中国を席巻した「白紙運動(革命)」は中共執政以来数少ない抗議成功例となったが、今もなお大勢の若い抗議者が投獄され、あるいは行方不明になっている。
林芳正官房長官は26日の記者会見で、共同通信が生稲晃子外務政務官が参院議員就任後に靖国神社を参拝したとする記事を訂正したことに関し、「事実に基づかない報道がなされたことは極めて遺憾」と述べた。誤報は、日韓外交に影響を及ぼした可能性もある。
トランプ氏は、就任初日に合成麻薬「フェンタニル」の取引を巡る懸念を理由に中国からの輸入品に追加で10%の関税、不法移民問題をめぐりメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課すと表明。
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。