プーチン大統領が4期目就任、メドベージェフ首相の続投提案
[モスクワ 7日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領(65)は7日、モスクワのクレムリン宮殿で就任宣誓を行った。これで通算4期目となる。プーチン氏はメドベージェフ首相の続投を提案した。
宣誓式でプーチン氏はロシア憲法に手を置き、国民に仕え権利と自由、国の主権を守ると述べた。任期は6年で2024年まで。同氏は2000年以降、大統領または首相として政権を握っており、今回の就任で四半世紀近くにわたりロシアを支配することになる。
プーチン氏は就任後、声明を発表し、メドベージェフ氏を首相に指名した。今後下院で承認される見通し。メドベージェフ氏は12年以降、プーチン政権下で首相を務めている。
大統領府のウェブサイトに掲載された大統領令によると、プーチン氏はロシア経済を2024年までに世界第5位以内に押し上げ、経済成長を世界平均以上とするよう要請。
このほか、向こう6年間はインフレ率を4%を下回る水準とするよう要請した。
今年のロシアの経済成長率は約1.5%、インフレ率は引き続きロシア中央銀行が目標とする4%を下回る水準で推移すると予想されている。
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