マレーシア国王、アンワル元副首相に恩赦与える用意=新首相

[クアラルンプール 11日 ロイター] – マレーシアのマハティール新首相は11日、国王が、同性愛行為の罪で服役中のアンワル元副首相に全面的に恩赦を与える意向を示したと語った。

マハティール首相はまた、記者会見で、10人の新閣僚を12日に発表すると述べた。

マハティール氏は今回の総選挙で、ナジブ政権打倒を目指し、確執のあったアンワル氏と手を組んだ。マハティール氏は、国王にアンワル氏の恩赦を求め、釈放されればアンワル氏に首相の座を譲ると公約していた。

関連記事
トランプ次期大統領は27日、メキシコのシェインバウム大統領と会談し、「(米国の)南部国境を事実上閉鎖することに同意した」と述べた。しかし、メキシコの大統領は閉鎖することはないと述べるなど意見が食い違う事態となった。
トランプ次期大統領が就任初日にカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと発表。両国は迅速な対応を見せる。主要輸入元国の経済に深刻な影響が予想され、地域の経済関係にも緊張が高まる可能性がある。
米司法省はトランプ次期大統領の4つの重罪起訴を撤回へ。背景には現職大統領の起訴回避慣例が。ロシアはトランプ氏の和平案に注目し、対立の終結を期待。ウクライナとの和平条件の溝が深まる一方で、米国政治が戦争の動向に影響を与える可能性が示唆されている
米軍は台湾海峡を含むインド太平洋地域で分散配置を推進。HIMARSや空母を南西諸島やフィリピンに展開し、脅威に対応。3隻の空母や最新兵器を活用し、中国を牽制する動きを強化
2年前、全中国を席巻した「白紙運動(革命)」は中共執政以来数少ない抗議成功例となったが、今もなお大勢の若い抗議者が投獄され、あるいは行方不明になっている。