パリで通行人襲撃事件、射殺された容疑者はチェチェン出身
[パリ 13日 ロイター] – フランス・パリのオペラ座付近で12日夜、男が刃物で通行人を次々に襲う事件が発生し、刺された男性1人が死亡、4人が負傷した。容疑者は警察に射殺された。
男は襲撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたという。
当局によると、容疑者はチェチェン共和国生まれの21歳でフランス国籍を取得していた。警察は両親や友人への聴取を進めている。
政府報道官によると、男は2016年からテロ対策当局の監視対象になっていた。
この襲撃について、過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出したが、証拠は示していない。政府報道官は、犯行声明が本物かどうかの確認はできていないとしている。
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