北の核開発報告、トランプ政権に義務付け 米議員が法案提出
[ワシントン 6日 ロイター] – 米下院の共和・民主党議員は6日、北朝鮮の非核化を巡る進展の「基準」設定に向けて、核開発プログラムに関する詳細な報告書の提出をトランプ政権に義務付ける法案を提出した。ロイターが公表前の法案を確認した。
米朝首脳会談の開催を来週に控え、議員の間ではトランプ大統領が合意を急ぐあまりに過度に譲歩する可能性があることが懸念されている。
同法案は下院外交委員会メンバーのエンゲル議員(民主党)や国土安全保障委員会のマッコール委員長(共和党)らが提出。
法案成立後60日以内に、北朝鮮の核開発プログラムの状況を巡る報告書の提出をトランプ政権義務付ける。報告書には核兵器や弾道ミサイルの配置場所および研究・開発・製造施設の所在地を盛り込む必要があるほか、180日ごとに報告書の情報を更新するよう求める。
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