イラン大統領が北朝鮮外相と会談、「米国は信頼できず」

[ソウル/ベイルート 9日 ロイター] – イランのロウハニ大統領は北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相と会談し、米国は信用できないとの認識を示した。国営イラン通信(IRNA)が9日報じた。

同大統領は「米政権のふるまいにより、同国は世界中で信頼に値せず、あてにできないとみなされるようになった」と指摘した。

「現在の状況下では、友好的な国々は国際社会の中で関係を築き協力する必要がある」と強調し、イランと北朝鮮は多くの問題で「常に近い見解を有してきた」と述べた。

李外相は、トランプ米政権が2015年のイラン核合意から一方的に離脱し同国への制裁を復活させたことについて「国際ルールと規制に違反する行為」と批判した。

その上で「イランとの関係を深め、一国主義に立ち向かうことが北朝鮮の戦略的政策だ」と述べた。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]