トランプ米大統領の携帯電話、中国が盗聴 影響与える狙い=NYT
[ワシントン 24日 ロイター] – 米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は24日、米政府当局者の話として、トランプ大統領が安全対策のなされていない私物の携帯電話を使用して旧友と話している際、中国のスパイが頻繁に盗聴していると報じた。
側近はトランプ大統領に対し、私物の携帯電話は安全ではなく、ロシアのスパイが日常的に会話を盗聴していると警告してきた。ただ、記事によると、大統領は使用の中止を拒否しているという。
米政府当局者は、中国とロシアがトランプ大統領の携帯電話の会話を盗聴していることについて、米諜報機関が外国政府から情報を得たり、外国政府幹部の通信を傍受することで知ったもようだ。
この報道に対するホワイトハウスからのコメントは得られていない。
中国は盗聴に当たって高度な技術を利用しており、トランプ大統領が何を考え誰と話しているかを探り、影響を与える方法を探しているという。記事は、盗聴した情報を利用して、特に米中貿易戦争の激化を防ぐことを狙っているとしている。
関連記事
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]
財務省が18日発表した11月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は1176億円の赤字だった。赤字は5か月連続だが、赤字幅は85%以上縮小している。
中国の消費市場は低迷し、経済が悪循環、消費者の購買力低下、不動産市場の冷え込み、銀行のリスク増大などが問題が山積している中国。来年1月トランプ政権がスタートすると今度は対中制裁が待っている