中国、対米自動車関税引き下げへ 時期は不明=米当局者

[ワシントン 11日 ロイター] – 米政府当局者は11日、中国が米国で製造された自動車、および自動車部品の輸入関税を引き下げることを示したことを明らかにした。米政府は現在、正式な文書化、および引き下げ時期の詳細に関する情報を待っているとしている。

中国の劉鶴副首相は前日、ムニューシン米財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と前日に電話会談を実施。一部メディアなどは、副首相がこの電話会談で米国車の輸入関税の引き下げについて伝えたと報じていた。

同当局者は匿名を条件に、こうした報道を確認した。

関連記事
韓国の尹大統領は、非常戒厳を宣布する理由に「北朝鮮の共産主義勢力の脅威」を挙げた。この共産主義勢力の脅威とは、何なのか。実は北朝鮮だけではなく、中国共産党も韓国政治に深く浸透している。
韓国の尹錫悦大統領は4日未明、わずか6時間で非常戒厳を「解除する」と表明し、国会から軍が撤収した。一連の混乱は韓国政治だけでなく、国際社会にも衝撃が走った。戒厳令宣布の背景には、何があるのか。
EUは中国製設備を事実上排除する新たな規定を水素生産補助金計画に追加。電解槽が25%以上中国製の場合、補助金対象外とする方針で、エネルギー産業における中国依存を減らす狙いがある。
パラオは台湾との関係を維持し、中国依存の脱却を目指して観光業の多様化を進めている。新たな航空路線の開設や、文化と環境を尊重する観光客層の誘致に注力している。
韓国の半導体産業が中国のダンピングで圧力を受け、輸出競争力が低下。韓国政府は14兆ウォン規模の財政支援を発表し、半導体生態系の強化と高付加価値製品へのシフトを目指している。また、中国市場への輸出依存が減少する中、中国の追い上げが韓国にとって大きな脅威となっていると警告している。