トランプ米大統領、壁建設の重要性訴え 議会幹部と協議
[ワシントン 2日 ロイター] – トランプ米大統領や国土安全保障当局者は2日、ホワイトハウスで議会指導者らに、メキシコ国境沿いに壁を建設する重要性を訴える。
トランプ氏は閉鎖中の政府機関再開に向けた法案に、壁関連費用を盛り込むよう呼び掛けている。
政府機関の閉鎖期間について、トランプ氏は閣議で記者団に「長期間に及ぶか、短時間で済む可能性がある」と述べた。
建設費用(全体の計画規模は推計約230億ドル)が、要求額の50億ドルを下回る案を受け入れるかを記者に問われ、トランプ氏は「言わないでおこう。もう少し少なくてもできるのか。われわれが議論している内容と比べると、あまりにも取るに足らないことだ」と語った。
トランプ氏は、幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」の法的地位について取り組む可能性を示唆した。
ドリーマーの強制送還を猶予する「DACA」プログラムについて、連邦地裁は手続き継続を命じる判断を下しており、トランプ政権は昨年11月、最高裁判所に上訴している。
トランプ氏は、最高裁が判断を覆すと予想し、仮に勝訴すれば、ドリーマーや壁の問題で容易に取引できるようになるとの認識を示した。
このほかニールセン国土安全保障長官は、「フェイク家族」が滞在できるようになるため、米国に入国していると指摘した。
*内容を追加しました
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