句読点の妙
「警官が血まみれになって逃げる犯人を追いかけた」
さて、血まみれになっているのは警官?それとも犯人?「警官が」で「、」を打てば犯人で、「なって」で「、」を打てば警官ですね。
緊急時の連絡に電報が活躍していたころのこと。息子が 「カネオクレタノム」 と打ってきました。知ってか知らずか、父親は 「それはよかった」 と返事をしました。 「金をくれた。飲む」 と読んだのです。 「金送れ。頼む」 のつもりだった息子は、さぞかし困ったことでしょう。
こういった類の話は中国語にもあります。古典的なものを一つご紹介しましょう。
昔、とてもケチな男がおり、ある日、この男の家に客がありました。夕方になって雨が降り出しました。夕食をご馳走したくない主人は、紙に 「下雨天留客天留我不留」 の十文字を書いて客人に渡しました。主人は 「下雨,天留客,天留,我不留。」 (雨が降り、天が客を引き留めるが、天が引き留めても、私は引き留めない)のつもりだったのですが、主人の意図を悟った客人はわざと、 「下雨天,留客天,留我不?留。」 と句読点を打って返しました。「雨降りの天気は、客を引き留める天気。私を引き留めないのですか?では留まりましょう」ということです。これを見た主人、しかたなく客人に夕食をご馳走しました。
(智)
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