拉致問題解決へ米国との連携強化、訪米で副大統領らと会談=菅官房長官
[東京 7日 ロイター] – 菅義偉官房長官は7日午後の記者会見で、9日から予定している米国訪問では、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて「日米両国の連携を強化したい」と語った。
訪米では、ペンス副大統領やポンペオ国務長官らとの会談を調整中とし、国連本部で拉致問題に関するシンポジウムに出席する予定であることを明らかにした。
長官は、拉致問題の解決には「我が国自身が主体的に取り組むことはもちろんだが、米国をはじめとする国際社会の理解と協力を得ることも不可欠だ」とし、「今回の訪米も通じ、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、政府の総力をあげて最大限の努力を続けていきたい」と意欲を示した。
また、安倍晋三首相が無条件での金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談の意向を示したことに関し、首脳会談を北朝鮮側に打診したのか、との質問に対して「日朝首脳会談について決まっていることは何もない」と述べた。
(伊藤純夫)
関連記事

10日にインドとパキスタンの間で発表された停戦は、どうやら長続きしなかったようだ。カシミール地方で両国の戦闘が続いていることを、インドのヴィクラム・ミスリ外務次官が確認した。

ロシアとウクライナは停戦に向け直接会合を行う段階が見えてきた。ロシアのプーチン大統領は、直接交渉は5月15日にトルコのイスタンブールで開催される会合から始まる可能性があると述べた。

インドとパキスタンは10日、カシミール地方での軍事衝突を受け、即時停戦で合意した。しかし、停戦発効直後から双方が「相手が停戦合意に違反した」と非難し合い、現地の緊張は依然として解消されていない。

ハーバード大学などアメリカの名門校が「民主主義への脅威」とされる理由とは? 外国人学生、補助金、思想拡散──国家安全保障の観点から見た学術界の現実に迫る。

「ありがとう」だけで数千万円規模の電気代? ChatGPTとの会話がもたらす、AIの裏側にある莫大なエネルギー消費とは。