法輪功学習者5千人、米NY市で「真・善・忍」巨大人文字作り
米国現地時間5月18日、世界各国の法輪功学習者はニューヨーク市のガバナーズ島に集まり、巨大な人文字を作り、第20回世界法輪大法デーを祝賀した。1992年、李洪志氏によって中国伝統修煉法・法輪功が公に伝え出されてから、今年で27周年を迎える。
18日、ガバナ―ズ島には地元米国、カナダ、オーストラリア、日本、韓国、ベトナム、欧州、南米など、さまざまな民族や年齢層の法輪功学習者5千人が集まった。
学習者は、法輪功修煉の基本原則である「真・善・忍」と法輪功のマーク「法輪図形」の人文字を作った。現在、法輪功は世界100カ国以上で広められており、法輪功の主要書籍である『転法輪』は40カ国の言語に翻訳されている。
各国の法輪功学習者は、世界法輪大法デーのために米ニューヨーク市にやってきた。パレードや修煉体験交流会、人文字作りなどのイベントに参加した。
香港の法輪功学習者・崔秀枝さんは、「今日、これほど多くの国から法輪功学習者が集結した。私たちは全世界の人々に対して、『中国共産党が言ったのは全部うそです』『法輪功はとてもいいです』と教えたい」と話した。法輪功は1999年7月から、当時の国家主席・江沢民の指示によって弾圧されている。
オーストラリアの法輪功学習者、サイモン・ベレシャカ(Simon Vereshaka)さんは、21年前から法輪功を習い始めた。「『転法輪』を読んで感動した。この人文字が中国国内の人々の目にも留まるよう希望する」と述べた。
オーストリア出身で、現在米オハイオ州クリーブランド州立大学に留学している、パトリック・アーソフェル(Patrick Arthofer)さんは、18歳の時法輪功修煉を始めた。「修煉前、酒を飲んだり、タバコを吸ったりして、学校では問題児だった。修煉後、人の生きる意味は返本帰真にあると分かり、自分の行いを正した。今では良い学生になり、成績も優秀です」
人文字に参加した王婷婷さんは、弾圧前から修煉していた学習者。「当時、中国全土の至る所に法輪功の煉功点があった。1992年に李先生の功法伝授クラスに参加するため、北京から広州まで列車で行った。乗客のほとんどが、この功法伝授クラスに参加する人たちだった。広州で皆で煉功した時、空に大きな法輪が現れた。人の肉眼でもはっきり見えた」と当時の様子を振り返った。
王さんは、中国共産党が1999年に法輪功への弾圧政策を実施してから20年が経った今、法輪功は逆に世界各国に広がり、中国以外のさまざまな民族の人々に受け入れられたと述べた。
5千人の学習者は人文字を作るため、炎天下で3時間にわたって動くことなく座っていた。
中国貴州省の法輪功学習者が1996年、初めて人文字を作った。2000年以降、海外の法輪功学習者は大規模なイベントを開催する際、法輪功が全世界で広く伝えられていることをアピールするため、巨大な人文字を製作してきた。
海外の法輪功学習者が自由に活動できるいっぽうで、中国国内の学習者は現在も、当局から厳しい迫害を受けている。
(翻訳編集・張哲)