通商協議、中国が主要点で合意しなければ進めず=米大統領
[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、中国との通商協議について、中国側が4、5項目の「主要な点」で再び合意しない限り、協議を先に進めない姿勢を示した。ただ主要な項目が何を指すのかは具体的に示さなかった。
トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し「中国は主要な競争相手で、今はひどくディール(取引)をしたがっている。現在、ディールを控えているのは米国側だ。米国は中国と素晴らしいディールを行うか、まったくディールを行わないかのどちらかになる」と述べた。
その上で「中国とディールを行ったが、先方がその後、覆した」とし、「中国が合意済みのディールに戻らない限り、(協議を進めることに)関心は持っていない」と述べた。
また、米国の関税措置で米消費者が阻害されているとの見方に対して、中国が代償を支払っているとして一蹴した。
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