Shutterstock
Shutterstock

卵を食べて 一石二鳥

世界中、どこでもたまごは優れた食品として認識されています。朝食に食べなくても、パンやミートボール、パスタソースにも使われています。

とても一般的な食べ物なのにも関わらず、たまごには驚くほどたくさんの栄養素が詰まっていて、摂取するととても健康にいいということが判明しました。

たまごを食べてダイエット

Pixabay

すぐに効果の出る食事療法の一つに「ゆでたまごダイエット」があります。脂肪を燃焼させるために、一日に両手に乗るくらいの量を食べるたまご中心の食事をするダイエット方法です。

たまごの食事療法は短期間でも効果が高く、1日に2つのたまごを食事に追加するだけでも、減量が期待できます。

アメリカのある雑誌では、たまごを朝食に食べることで、カロリーなどの摂取量が実質的に変化しないことを確認するために、エネルギーと密度のコントロールを利用して、ベーグを主食とした食事と比較した場合の代謝と体脂肪の減少に対する効果を比較しました。

たまごとベーグルの食事に低脂肪なものを組み合わせ、低脂肪な食事を意識することで、より顕著な変化が見られましたが、ただ低脂肪の食事を摂っていることだけが、変化の原因ではありませんでした。 低脂肪のベーグルダイエットを低脂肪のたまごダイエットと比較するとたまごを食べた参加者は、コレステロール値の大幅な上昇なしに、実質的に大幅に体重の減少が見られました。

影響を与えるのはたまごの栄養素だけではありません。 たまごは低カロリーな食べ物だと知られていますが、たんぱく質の含有量が多いためにたまごの味は濃厚で、食べたときに満足感が得られます。 ポテトチップスなどのような健康に悪い余分なおやつを食べずに、低カロリーの食事を続けていえる人々にとってはとても魅力的な食べ物です。

たまごで視力と免疫システムが向上

Shutterstock

昔から、ニンジンは視力に効果があると言われています。たまごには、ニンジンに含まれるものと同じキサントフィルが含まれているため、筋肉の落ちるのを防いでくれます。

ルテインは植物が光合成する際に使われますが、これは人間にも効果がある物質です。これが血流に入ると、網膜に運ばれ、そこで網膜を鋭く、健康にし、保護バリアとして機能します。

科学者たちは、たまごが実際に2000年代半ばにやっとルテインの大きな供給源であることを発見しました。しかし、この研究のおかげで、栄養士や健康の専門家は、卵が目の健康に良いということが実証されたのです。

大紀元ウェブ編集部

関連記事
春の終わりに最適な薬膳レシピ!湿気や風に負けない体作りをサポートする牛肉、大根、パクチーを使った料理で、脾と肺のバランスを整え、食欲や元気を取り戻しましょう。
卵の茹で汁にはカルシウムやマグネシウムが豊富で、掃除や髪のケア、植物の栄養にも役立ちます。普段捨ててしまうその茹で汁を、賢く活用する方法をご紹介します。
かつお節は、五行養生に基づき肝や脾胃を調整し、体内の気の巡りを整える自然の妙薬。春にぴったりなこの食材は、心身の調和を保ち、不調を和らげてくれる力を持っています。
春の体調管理にぴったり!五行の理論を活かした「白菜×春菊」のレシピで、肝と肺のバランスを整え、花粉症や風邪の不調を和らげましょう。
発酵食品は日本の風土と体質に合った「土」の食養生。五行の観点から見ると、肝を整え脾を助け、腸と心身のバランスを取る伝統的な智慧が込められています。