(Shutterstock)

健康のために水泳を運動習慣に加えるべき 7つの理由

水泳は良い気晴らしになるだけでなく、効果的な全身運動でもあります。またランニングと同様に多くのカロリーを消費できる一方で、体に与える衝撃はそれほど強くありません。今日は日常生活に水泳を取り入れる7つの利点をご紹介します。

1. 減量に効果的である

Illustration – Shutterstock / Ermolaev Alexander

水泳は、減量やカロリー消費にとても効果的な方法です。水泳で消費できるカロリー数は個人の体重やストロークの方法、運動強度によって異なりますが、中強度の水泳では1時間あたり平均約400カロリー消費することができます。まずは10〜30分のセッションを週に2〜3回行うところから始め、1回あたり5分ずつ徐々に時間を増やすのがおすすめです。より効果を高めるために途中でストロークを変更するのもよいでしょう。

2. 睡眠を促進する

Illustration – Shutterstock / David Prado Perucha

成人の約半数は寝つきが悪いと言われています。有酸素運動は、不眠症患者の睡眠の質を改善することで知られていますが、体への負担が心配です。その一方で水泳は、ウェイトトレーニングやランニングなどとは異なり、体への負担が少なく、より身近で楽しい運動法です。

3. ストレスを軽減して気分を高める

Illustration – Shutterstock / Denizo71

短いセッションの水泳は集中力を向上し、ストレス症状を和らげて心の健康を改善することができます。水泳中に脳内に放出される酸素量によって、プールで泳いだ後はよりリラックスした気分になることができます。

4. 妊娠中でもできる

Illustration – Shutterstock / Ketolina

研究よって、水泳は妊娠中の女性も楽しめる運動であることが明らかになっています。ただし、激しい運動を行う前に医師に相談することが大切です。

5. 痛みを和らげることができる

多発性硬化症患者を対象とした調査によれば、定期的な水泳と運動習慣によって、痛みの症状が改善されることが明らかになっています。これは水泳によって体の抵抗力が高まるためです。

6. 全身運動である

水泳は、体にストレスを与えることなく心拍数を上げることができます。また、筋肉の調子を整え、筋力と持久力を高めることもできます。さらに水泳には平泳ぎや背泳ぎ、バタフライなど多くのストロークがあるので、カロリーを消費するために必要なさまざまなトレーニングを行うことができます。

7. 内臓機能を改善する

Illustration – Shutterstock / Sebastian Kaulitzki

水泳は筋肉を鍛えると同時に心臓や肺にもよい効果をもたらします。定期的な水泳は病気のリスクを減らし、寿命を延ばす効果が期待できるとする研究結果もあります。

他の運動プログラムと同様に、新しい運動を開始する前に医師に確認することをおすすめします。しかしながら水泳は、体を鍛えるだけでなく身体的にも精神的にも健康状態を改善する安全で楽しい運動法です。

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。