米の電子たばこ関連疑われる死亡例は48件、症例数2291件に
[5日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は5日、電子たばことの関連が確認された、または関連がある可能性が高い肺疾患の症例と死亡例が過去2週間でそれぞれ1例報告されたとし、死亡例が合計48件になったと明らかにした。現在調査中の死亡例も複数あるという。
4日時点の症例は2291件になった。
当局は先月、検査した患者29人全員の肺の標本から化学物質「ビタミンEアセテート」が見つかったと発表した。
CDCは調査を続ける一方、ビタミンEアセテートを「懸念すべき化学物質」とし、電子たばこ製品に添加しないよう勧告した。
調査により、電子たばこのカートリッジに含まれる精神活性成分「THC」が特に危険だと指摘されている。この成分は大麻にも含まれている。重い呼吸器系疾病の発生が後を絶たないことから、当局は特にTHCを含む電子たばこ製品の吸引をやめるよう呼び掛けている。
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