リンゴを食べる時 注意すべき四つのポイント
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、美容と健康によいリンゴ。でも、色が変わってしまったリンゴや、古いリンゴジュースを飲んでもいいのでしょうか?加熱すると、リンゴは栄養成分が無くなるのでしょうか。これらの疑問にお答えし、リンゴを食べる時に注意すべき四つのポイントをご紹介します。
1. 一日に何個リンゴを食べればいいの?
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉がありますが、リンゴは一日一個で十分です。全ての食べ物には異なる栄養素があるので、一種類に偏らずいろいろな栄養を摂るようにしましょう。
2. リンゴは加熱すると栄養が無くなるの?
一般的に、果物には豊富なビタミンCとビタミンB群が含まれており、熱に弱いため生で食べるのが一番です。しかし、リンゴは熱に強いカリウム、ペクチン、ポリフェノールを豊富に含んでいるので、加熱してもこれらの栄養が失われることはありません。リンゴは生でも加熱しても、どちらも健康によいのです。
3. 褐色化したリンゴジュースはまだ飲めるの?
リンゴは酸化しやすく、特に手作りのリンゴジュースは少し時間が経つとすぐに褐色化します。この時のジュースは、リンゴに含まれているポリフェノールが減少しただけで、食物繊維やミネラルの質に大きな変化はありません。従って、リンゴジュースは褐色化しても飲むことができます。
4. 部分的に傷んだリンゴはまだ食べられる?
傷んだリンゴには二種類あります。一つはぶつかって部分的に傷んだリンゴ、もう一つは長期間放置して細菌が入って部分的に傷んだリンゴです。ぶつかっただけのリンゴは、傷んだ部分を取り除けば食べても問題ありません。しかし、長時間放置して部分的に黒くなったリンゴは、周りにも細菌が繁殖しているため、食べないほうがいいでしょう。
(翻訳編集・海田)
関連記事

グルテンアレルギーが引き起こす不安や消化不良の関係について詳しく解説。中医学を通じて、心と体の不均衡がどう健康に影響するのかを学びましょう。

炭水化物が脂肪燃焼を助ける?減量中にこそ必要な理由と、高品質な炭水化物の選び方を栄養士が解説。糖質制限に悩んでいる人は必見です。

メラトニンは快眠だけでなく、血圧や代謝にも関与。朝の日光浴や特定の食品で自然に増やす方法を、専門家がわかりやすく解説します。

セロリやグレープフルーツは、食べるだけで消化時にカロリーを多く消費!専門家が語る「マイナスカロリー食品」の正しい活用法と5つのおすすめ食材を紹介。

風邪を引いたときに役立つ栄養アドバイスを紹介。免疫力を高め、回復を早める食品やスープ、飲み物を取り入れる方法を学び、症状を緩和しましょう。