@SellersBailey
@SellersBailey

父死去5年後、娘に届いたメッセージ「もう悲しい涙流さないで」

誰しも誕生日にメッセージカードを受け取るのは嬉しいもの。テネシー州に住むベイリー・ステラーズさんは誕生日に、父から特別なカードを受け取ることになります。


ベイリーさんの父、マイク・ステラーズさんはステージ3のガンを患い、2013年に亡くなってしまいました。このとき、娘ベイリーさんは17歳の誕生日を数ヶ月後に控えていたといいます。しかし自分の余命を知っていたマイクさんは、たとえ死んでもお祝いをしてあげようとあるものを残していきました。

マイクさんは生前、娘ベイリーさんの誕生日に毎年、花束と誕生日カードが届けられるように手配をしていました。それから5年。数週間前に21歳の誕生日を迎えたベイリーさんにマイクさんからの最後の花束と誕生日カードが届けられました。

My dad passed away when I was 16 from cancer and before he died he pre payed flowers so i could receive them every year on my birthday. Well this is my 21st birthday flowers and the last. Miss you so much daddy. pic.twitter.com/vSafKyB2uO

— Bailey Sellers (@SellersBailey) November 24, 2017

 

CNNのインタビューに対してベイリーさんは「この最後のパパからの誕生日カードを読んだとき、すぐそばにパパの存在を感じたわ。それははじめ冷たい感覚だったんだけど、次第に幸せで満たされていくような気持ちになったわ」とそのときの様子を話しました。

そこには「これが最後のカードになるけど、これ以上僕のために悲しい涙を流さないでおくれ。いつかきっとまた会える。パパにとってベイリーはいつまでも大切な宝石だよ。どんなときもすぐそばについている」と残されていたそう。

この最後のメッセージに感動したベイリーさんはツイッターにマイクさんからの言葉と彼と写っている写真を載せ、「パパに会いたいよ」とつぶやきました。

この投稿は多くの人に感動を与えただけでなく、同じく両親を失くした人たちに、強く生きて行く勇気をも与えたといいます。さらにベイリーさんは「パパの行動が色々な人を幸せにした事実を知ったら、とっても喜ぶと思うわ」とコメント。


現在ベイリーさんは大学で心理学を専攻し、将来、同じような辛い経験をした人たちを手助けしたいと日々勉学に勤しんでいるそう。

マイクさんの娘への思いやりが、メッセージカードを通して伝わった今回のエピソード。きっとベイリーさんもマイクさんのような心温かく成長することでしょう。

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
関節炎、がん、認知症、うつ…。「治らない」とされてきた慢性疾患が、生活習慣の改善で“逆転”した症例が続々報告されています。諦めずに、希望の声を信じて。
夜間の人工光とPM2.5による大気汚染が、子どもの甲状腺がんリスクを高めることが研究で判明。日本の都市環境も例外ではありません。
変形性関節症の進行と慢性疾患のリスクを減らすために、運動や食事管理が重要です。体重減少や抗炎症食品が予防に効果的。健康的な生活習慣で改善を目指しましょう。
プラスチックが引き起こす健康リスク、特にマイクロプラスチックががんや肺疾患に与える影響について詳しく解説。生活に潜む危険とその対策方法を知りましょう。
食品に使われる乳化剤が、腸内環境を乱し、がん・心疾患・糖尿病のリスクを高める可能性があると複数の研究が報告。日常的に口にする加工食品の“見えない影響”に注目が集まっています。