米大統領選、バイデン氏がトランプ氏に対するリード拡大=調査

[ニューヨーク 31日 ロイター] – ロイター/イプソスが31日発表した世論調査によると、2020年米大統領選で民主党の候補指名を目指すバイデン前副大統領が現職のトランプ大統領(共和党)に対するリードを急速に広げている。

新型コロナウイルスの感染拡大で、バイデン氏の陣営は集会などの選挙活動をほぼ停止しているものの、同氏の政治的影響力が失われていないことが示された。

調査は30─31日に全米の登録済み有権者1100人以上を対象にオンラインで実施。誤差は約3%ポイント。

このうち46%が、バイデン氏が11月3日にトランプ氏との大統領選本戦に臨む場合、バイデン氏に投票すると回答。40%がトランプ氏に投票すると答えた。

3月6─9日の同様の調査でわずか1%ポイントだったバイデン氏のリードが今回は6%ポイントまで拡大した。

感染拡大を受け、多くの国民が自宅待機を命じられる中、バイデン氏が公衆の前に姿を見せることは難しい。また、多くの州が大統領選に向けた予備選や党員集会を延期している。

一方、トランプ大統領は新型コロナへの対応で毎日テレビ会見を開いている。

今回の調査では、トランプ氏を基本的に支持するとの回答は数週間前とほぼ変わらず。トランプ氏のパフォーマンスを評価するとの回答は約44%、同氏の新型コロナへの対応を支持するとの回答は48%だった。

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