イラン、新型コロナ抑制策解除に着手 死者・感染者の増加継続

[ドバイ 13日 ロイター] – イラン保健当局は13日、新型コロナウイルス感染による国内の死者数が過去24時間で111人増加し累計4585人になったと発表した。感染者数は1617人増の7万3303人となった。

保健当局者によると、感染者のうち4万5983人が回復。一方、3877人が重症となっている。

イラン当局は12日に州内の都市間の移動制限を解除。州外の都市間の移動制限は20日に解除される。このほか、首都テヘランを除く都市で11日に「低リスク」と見なされる小売店などが営業を再開。国営テレビは一部都市で混雑するバスや地下鉄のほか、市街地を出歩く大勢の人たちの様子の映像を放映した。首都テヘランでは低リスクの小売店などは18日に営業を再開する。

ただ「高リスク」と見なされる劇場、水泳プール、サウナ、学校、ショッピングセンター、レストランなどは当面再開されない。

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