Pixabay

「大脳のために歌う」 認知症に効果

イギリス・ラジオ局BBCの報道によると、イギリスでは、「大脳のためにう」という認知症患者のグループが、歌を通じて認知症のリハビリを試みており、非常にすばらしい効果が現れた症例があったという。

 82歳のビルさんは、アルツハイマー症に罹ってから、家族との会話がまったくなくなり、何に対しても意欲を示さず、自分の世界にとじこもるようになった。

 ビルさんは、このグループの活動に参加してから、意欲的に人々と交流し、会話を始めた。奥さんのジュンさんは、「とても良かった。歌い始めてから、ビルの様子が大きく変わりました。彼は自分の世界から出てきて、人々と会話できるようになりました」と、歌の効果を評した。

 この活動グループを立ち上げたスミス氏は、「現在、この歌うグループはとても人気がある。参加者の家族は、これらの活動により、認知症患者の生活が充実したと喜んでいる」と話した。スミス氏は、毎週一回行われているこの歌うグループの活動を、より拡大する準備をしていると言う。

 イギリスのアルツハイマー病学会の責任者、老人病学教授のバラド氏は、「歌うことは、認知症の患者に何らかの効果がある」と、この活動を評価した。

 

関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]