日米首脳が電話会談、コロナ治療薬などの連携で一致=官房長官

[東京 8日 ロイター] – 菅義偉官房長官は8日の閣議後会見で、今朝行われた日米首脳電話会談では新型コロナウイルスを巡る両国での状況や対策、ワクチン開発、経済再開への取り組みなどが話し合われ、緊密に連携していくことで一致したと説明した。

会談は日本側からの呼びかけによるもので、同官房長官も同席、45分間行われたという。

 

緊急事態宣言に伴う外出自粛を受けた飲食店などの家賃負担や困窮学生への支援といった追加の対策の必要性については「与党での検討を踏まえて政府としても速やかな対策を講じたいと安倍首相が述べた通り、引き続き政府・与党で連携していく」との認識を示した。

すでに緊急事業対策に盛り込まれている中小事業者支援のための「持続化給付金」は、初日の5月1日だけで5万6000件の受け付けがあり、きょう2万3000件分が事業者の手元に届くという。

 

マスクについては、増産の取り組みや中国などからの輸入、大手事業者とは別ルートでの中国からの直接輸入、手作りマスクの広がりなどもあり「使い捨てマスク需要は一定程度抑制されてきている」と指摘。「街中での入手環境が整ってきた」との見方を示した。

 

 

(中川泉 編集:田中志保)

関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。