【紀元曙光】2020年5月22日

宇宙の神にも、いろいろあるらしい。

▼キリスト教のような唯一神の思想は、ひとまず措く。広大な宇宙には数多の神々が存在するが、なかには悪い神もいる。中国語で「邪霊」という。その邪霊に操られて地球上に現れ、中国人のみならず、全人類に悲惨な事態をもたらしたのが中国共産党である。

▼邪霊の出先機関である中共にとって、正常な人を狂わせ、悪事に加担させるのは造作もない。ひとたび共犯者に仕立てると、それを離さず(WHOのテ氏のごとく)とことん利用する。繰り返すが、中共は、その残虐性はすさまじいが、地獄の階層で言えば下っ端。牛頭馬頭どもなのだ。

▼昨晩、NHK番組『日本人のおなまえっ!』を見た。テーマは「感染症の呼び方」。出演者のコメントの一部に「(大意)米中で喧嘩している場合ではない。世界中が協力すべきだ」というのがあった。同類の主張は、他の民放番組でも散見される。小欄の筆者は、正直、頭を抱えてしまう。

▼大紀元は「中共ウイルス」「中共肺炎」と呼んでいる。もちろん、病名に起因するヘイト的行為は、絶対にあってはならない。その意味で、病名をつける際に配慮すべきなのは、一般論として正しい。しかし今回の場合は、その譴責されるべき元凶を、絶対にぼかしてはならないのである。

▼「世界中が協力すべき」も要注意。中共の思う壺にはまる。救世主ぶりを誇示する偽善外交には、「ごまかすな」と一喝するのが適切な対応である。中共は、世界の国々が自国のウイルスしか見なくなって、その発生国を忘れることを狙っている。逃がしてはならない。

関連記事
健康的とされる甘味料「エリスリトール」が、実は血管や脳に悪影響を及ぼすかもしれないという研究結果が発表されました。
関節炎、がん、認知症、うつ…。「治らない」とされてきた慢性疾患が、生活習慣の改善で“逆転”した症例が続々報告されています。諦めずに、希望の声を信じて。
玉ねぎは冷蔵庫に入れると逆に傷みやすい?風味を損なわず長持ちさせるには「温度・湿度・包装」が鍵。知らないと損する保存術をご紹介します。
目の疲れや体の不調に効く「行間」のツボをご紹介。高血圧やストレスを和らげ、肌の輝きも取り戻せるセルフケア法を今すぐ試して、心身のバランスを整えましょう!
唐の時代、雪に包まれた上苑で女帝・武則天の心は曇り、冷えた空気がその憂いを深めていました。彼女はその心情を詩に込め、明朝に百花を咲かせるよう命じるのでした。