ベラルーシ首都で政治犯釈放求め数万人がデモ、警察が放水銃使用

[モスクワ 4日 ロイター] – ベラルーシの首都ミンスク中心部で4日、政治犯の釈放を政府に求めて数万人がデモを行ない、警察が放水銃で規制する事態となった。

8月9日の大統領選以来、同国では抗議デモが続いている。ルカシェンコ大統領は、この選挙で地すべり的勝利を得たと宣言している。

野党系ニュースチャンネル「ネクスタ」は、メッセージアプリ「テレグラム」に、デモには10万人以上が参加したと投稿した。当局の推定は通常、より低い数字となる。

ソーシャルメディアに投稿された動画や写真には、デモ隊が反政府の象徴となっている白地に赤い縞模様の旗を掲げ、拘束された人々が収容されている施設に向かって行進する様子が映された。またデモ隊は、施設外の壁付近で「彼らを釈放せよ」と連呼するなどした。

大統領に対する抗議活動が拡大する中、これまでに1万3000人以上が逮捕されている。一部はその後釈放されたが、野党の中心人物らは投獄または国外追放されている。

インタファクス通信やソーシャルメディアの投稿動画によると、4日には警察がデモ隊を解散させるため武装車両から放水銃を使用し、多数の参加者を拘束した。

関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。